●永遠のシンプルデザイン【ロレックス エクスプローラー】●
エクスプローラーとは、冒険者、探検者と言う意味だ。その名の通り、
ロレックス・エクスプローラーは探検家用の特殊スポーツモデルとしてデビューした。
1953年、世界初のエベレスト登頂成功者であるイギリスのエドモンド・ヒラリー卿による
ロレックス・オイスターに関する報告を受けてのこと。
ロレックス・エクスプローラーIの開発に際しては、堅牢性と視認性が追求された。
洞窟探検や登山などにおける過酷な自然状況下にも耐えられるように設計され、
オイスターケースには高精度の自動巻き機構を搭載している。
また、エクスプローラーIは、デイト(カレンダー)表示、リューズガードもなく、
正確な時間のみを表示するという時計本来の機能に徹底している。
3時、6時、9時のインデックスのみアラビア数字、
12時のインデックスは大きな三角形のマークで記されるシンプルなデザインの文字盤は高い視認性を確保している。
このエクスプローラーIのシンプルなデザインは、確固たるアイデンティティを確立しており、
ほかのモデルと間違えることはない。
この飾らないシンプルなフォルム、洗練されたデザインに魅了される人は多い。
エクスプローラーIの中でも特に一世代前の Ref.1016には凄まじいプレミアが付いている。
なお、新型ムーブメントCal.3130を搭載した現行モデルのエクスプローラーIは、
偽造防止対策として風防ガラスに王冠マークのエッチングが施されている。
そして、ROLEX エクスプローラーの新ラインナップとして1972年に登場したのがエクスプローラーIIだ。
エクスプローラーIIは、エクスプローラーIの改良版というよりはむしろ、
デザインも機能も全く異なる別タイプのモデルとして開発された。
エクスプローラーIIは、基本性能はエクスプローラーIとほぼ同等だが、昼夜の判別ができない,
より過酷な極限状況をも想定し、デイト表示機能、24時間針、24時間表示ベゼルによるGMT機能を搭載しており、
この点がエクスプローラーIと大きく異なる。
地表の異なる任意の2ヶ所の時刻を同時に読み取ることができるため、海外旅行や海外出張の際にとても重宝する。
文字盤のデザインは、12時表示が大きな三角形のマークであるのはエクスプローラーIと同じであるが、
3時表示にはカレンダー窓、6時と9時の表示には大きなバーインデックス。
そのほかは、初期モデルでは小さなバーインデックス、Ref. 16550以降のモデルではドットタイプ。
リューズガードも加わり、エクスプローラーIIは、エクスプローラーIよりもスポーティーな外観に仕上がっている。
エクスプローラーIIは、比較的新しいモデルであるが、細かなモデルチェンジが繰り返されたため、
デザイン的な違いによる様々なバリエーションが存在している。
ロレックスは、精密な機械式の時計だけに、きっちりメンテナンスして長く愛用したいものだ。
ロレックス専門店であれば、メンテナンスや修理などのアフターサービスが充実している。
しかし、店によって在庫状況は日々異なり、販売価格はかなり変動する。
価格で選ぶにしろ、アフターサービスの充実度で選ぶにしろ、高価な買い物だけに、
できれば実際に店に足を運んで現物を確認してから購入しよう。
■ロレックス エクスプローラーIの主要モデル変遷
Ref.6350 1953年前半 エクスプローラーのファーストモデル
Ref.6150 1953年後半 その後のエクスプローラーのデザインベースとなったモデル(〜1956年)
Ref.6610 1956年頃 現行エクスプローラーのスタイルを確立したモデル(〜1960年代初期)
Ref.1016後期 1972年 Ref.1016にCal.1570を搭載したモデル(〜1989年)
Ref.14270 1989年 Cal.3000 を搭載したモデル(〜2000年)
Ref.114270 2001年 Cal.3130 を搭載したモデル
■ロレックス エクスプローラーIIのモデル変遷
Ref.1655 1972年 Cal.3130 を搭載したモデル
Ref.16550 1984年 エクスプローラーIIのセカンドモデル(〜1990年頃)
Ref.16570 1991年 現行モデル(カタログ発表は1989年)
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